雇用対策法の改正により、募集・採用における年齢制限が禁止されることになりました。本年10月1日より施行となります。
(改正の内容)
労働者の募集及び採用の際には、原則として年齢を不問としなければなりません。
この年齢制限の」禁止は、公共職業安定所を利用する場合をはじめ、民間の職業紹介事業者、求人広告などを通じて募集・採用する場合や事業主が直接募集・採用する場合を含め、広く「募集・採用」を行うに当たって適用されます。
(改正の留意点)
年齢不問として募集・採用を行うためには事業主が職務に適合する労働者であるか否かを個々人の適性、能力などによって判断することが重要です。
このため、職務の内容、職務を遂行するために必要とされる労働者の適性、能力、経験、技能の程度など労働者が応募するに当たり求められる事項をできるだけ明示していただく必要があります。
これにより、労働者側も、募集の内容を応募の前に把握することにより、応募するかどうかの判断が容易になり、求人と求職のミスマッチが解消されます。
「事業主の皆様へ」(pdfファイル)より一部抜粋