東京地方最低賃金審議会は、東京労働局長に対し、東京都最低賃金(地域別最低賃金)を、10月19日から27円引き上げて、時間額766円に改正するのが適当であるとの答申を行いました。
東京都最低賃金の改正については、本年7月17日、東京労働局長から東京地方最低賃金審議会に対し諮問を行い、同審議会は審議の結果、8月25日午前、現行の最低賃金の時間額739円を、27円引き上げて、766円(引上率3.7%)に改正することが適当である旨の答申が行われました。これを受けて東京労働局長は、答申内容の公示等所要の手続きを経て、本年度の東京都最低賃金の改正を決定する予定となりました。
今回の答申は、7月1日に施行された改正最低賃金法施行後初めての答申であり、改正法の趣旨を踏まえ、生活保護との整合性に配慮した内容となっています。